2013年5月18日土曜日

バブル


狂気とバブル―なぜ人は集団になると愚行に走るのか (ウィザードブックシリーズ)

を、読んでる。
パンローリングのほかの本に負けず劣らず翻訳が???でわかりにくいが、中古でもそれなりの値段だったので、バブルのとこだけでも読みたい。

一章はジョン・ローとミシシッピ会社のお話

ジョン・ロー(wiki)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%AD%E3%83%BC

wikiを読んでもピンとこないです。

わたしの理解では、以下のとおりです。
①ジョン・ローは正貨(当時は金貨とか銀貨)といつでも交換できる、という触れ込みで初めてフランスで紙幣を発行しました。イギリス生まれですが、オルレアン公に気に入られ、銀行まで設立(後にフランス王立銀行にまでなってしまう)してしまいます。
②納税はその紙幣で行わなければならない、として紙幣を流通させます(この紙幣は①により、人々の信用を得ることに成功し、最終的には輪転機の回しすぎでインフレが高進し、破綻します)
③ミシシッピ流域の植民地で活動する通称ミシシッピ会社を設立します。そして高配当の株式を発行するのですが、この株は既発国債で買うことができました。そのころ、フランス国債はジャンク債で、価値が毀損していたし、高配当株と交換できるとあれば、その株に人気が殺到するのも無理はありません(なんで国債と交換できるようにしたかというと、政府の借金を帳消しにしたかったからなんですな)。
④バブルはこの株が一年で10倍になるといったことから、発生したわけですが、崩壊は株価の暴落が引き金になったわけではなく、②に書いたように紙幣を発行しすぎたため、(フランス国内の正貨の不足から)正貨に交換できなくなったことが直接の引き金だったようですね。


今回の株価上昇はバブルになるのか?それともそこまで行かずに下落に転じるのか?
どうなんでしょう?

バブルが発生するには、よくわからないが、すごいものがあるらしい、という期待が必要だそうです。上記ではミシシッピ流域には金銀がザックザクであろう、という期待。当時のフランス国民は現地の事情なんてわかりっこなかったわけです。ITバブルもそう。サブプライムバブルと日本のバブルは土地神話(土地価格は上がり続ける)だったわけです。

今度のアベノミクスがバブルになるには、どんな期待が必要なんでしょうかねー
ちょっと私の知力では、想像できませんけど、国債残高が多く、金融緩和に思いっきり舵を切ったというところは、ジョンローの時代と今の日本は似ていると思います。ある意味、紙幣バブルというか通貨バブルというか。金買っといたほうがいいのかな?


それにしても、この本、翻訳何とかならんかなあ~
アマゾンでは評価高いけど、この訳で理解できるんだから、みなさんすごいとしかいいようがないです。







0 件のコメント:

コメントを投稿